平成10年度第1回P−スタート経過報告書
- グループ名:実用車グループ
- 代表者名:見持洋司、安林幹翁
- 議事録:
- 日時:平成10年5月9日 13:00〜17:00
- 場所:国立環境研究所大山記念ホール
- グループ員出席数:16名
清水アドバイザー、松ヶ浦、菊池、川端、安林、橋本、岡村、森、大久保、河上、能島、桶、柿崎、大島、五十棲、見持- 資料他
- 平成10年度P-startプロジェクト第1回メンバーズミーティング議題
-------------事務局- 平成9年度P-スタート成果報告書第4回P-スタート成果報告書
-------------見持- ’98低公害車フェアパンフレット
-------------事務局
議事
- 事務局案内
事務局より、本年度がP-スタート最終年であり、成果をまとめる必要があるとの 説明があった。成果の報告について、学会での発表、単行本の発刊、インター ネットホームページ作成等あるが、当面来年度開催される低公害車フェアー (平成11年5月開催予定)で発表することで作業を進めることになった。 P-スタートの全体会議の開催回数は、昨年同様6回/年とする。
- グループ討議
- メンバー紹介
新メンバー2名(大島さん、五十棲さん)が参加したため、各自自己紹介を 行った。- 今後の活動について
最終年度の成果として、模型等で発表したいとの意見があり、討議の結果、 次のステップで作業(予算約50〜60万円)を進めることになった。また、 地区内での小グループの集まり、及び電子メールを積極的に活用することに なった。
また、会社設立を目的として意見交換を行ってきたが、バーチャルカンパ ニーなどの発想もあり、どんな会社をイメージしているかを提案することに なった。
ボギー輪の技術的な検討は、専門技術者(メーカー等)に依頼することにな り、実用車グループでは今後行わないことになった。 一充電走行距離及び充電時間問題ではないかとの意見があったが、今回は新 技術が開発され、これらの問題が解決されることを前提に考えることになっ た。
- コンセプトの提案(今回討議)
提案するEVのコンセプトについて、意見交換を行った。
- フルフラットシャシーを用いた乗せ変えボディー
- インホイールモーター、BBF、ボギー輪採用によるフラットシャシー
- バリアーフリー対策
- その他EVでしかできないこと
- 高級車
- 生活形態の変化に対応
- アイディア図の作成(次回7/18までに各自作成)
前回作成したアイディア図は、高級車等を意識しいなかったため、再度次回 7月18日までに各自アイディア図を描いてくることになった。- デザイン図の作成(〜8月)
7月に来日するゴッホさんに依頼予定。- モデルの絞り込み(次々回9月5日)
グループ討議によってモデルを絞り込む。- クレイモデルの作成(〜11月)
背戸さんに依頼?- 設計図作成(〜1月)
大久保さん他CAD経験者に依頼予定。- 段ボール実物大モデルの作成(〜3月)
全員参加による作業。作業場所は、柿崎さんのFASTEST・CLUBで 調整する。- 成果報告書作成(3月)
- 発表(5月)
’99低公害車フェアーで展示及び発表。- 小グループによる活動
全体会議は、費用及び移動距離の関係で制限があるため、各地区で小グルー プの会を開催してはどうかとの意見があった。電子メール等で開催の案内を行 うことになった。- 清水先生の研究報告
清水先生から、現状の研究について報告があった。これまでフラットシャ シーを提案してきたが、最高速度を考えると車輪径の小径化に限界がある。下 記のコンセプトで設計し、段ボールモデル(常時約3名で2回作り直しを含め 約2週間)を作成したとのことである。
- 車種:リムジン
- 車長:6.5m
- ドア数:8枚(VIP+警護者=従来別の車)
- 車重:3トン
- 車輪数:8輪
- 最高速度:300km/h(最小タイヤ径:48cm)
- グループ討議内容報告
グループの討議内容をまとめて、安林さんが発表を行った。- その他
最近のEVに関する研究は、めざましいものがあるため、P−start内 において、新技術調査研究を行うことになった。メンバーは電力供給グループ 員とし、アドバイザーは前田先生とのことであった。- 今後の予定
次回P−start:平成10年度2回7月18日(土)13〜17
国立環境研究所大山記念ホール
次々回P−start:平成10年第3回9月5日(土)13〜17
国立環境研究所大山記念ホール
以上