2005 Indy Japan

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2005 Indy Japan 300 Mile



ゴールデンウィークというが、出かける予定無し。 海外行くような金ないし、どこ行っても道は混んでいる。 仕方ないから、「引きこもりウィーク」にしようかと思っていたが、 せっかく花粉の季節も終わったので、もてぎに行くことにした。 ソーラーカーレース鈴鹿の鈴鹿詣では何度もあるが、 もてぎは行った事がなかったからちょうどよい。 レース観戦は、ロードコースよりオーバルの方が楽しいはず。 しかも、F1よりもチケットは割安(格安)。 それじゃってことで、カエル号でGo!

2005-4-29

大相撲観戦は昼くらいから見るのが面白い。 まだお客が入っていないから、前の方へズンズン前進できる。 迫力が大事なスポーツ観戦。やはり、間近で見なければ!
ということで、予選日に早起きして「もてぎ入り」。 6000円の自由席券しか買ってないんだけど、 相撲と同様に中央エントランスから入ってホンダファン シートから練習走行を見学。
といいつつ、オーバルなので、基本的にどこから見ても変わりません。 ホンダファンシートは、お土産つきみたいです。 ギリギリ桝席扱いのようですね。 第1ターンなので、「ピットワークがギリギリ見えるかなー」ぐらいです。
デジカメの望遠では、この程度。 ではでは、サンニッパの登場ですね。
シグマのMFサンニッパで撮りますが、トリミングしてもこの程度。 どうせ置きピンするしかないのでAFである必要はないけど、 2倍テレコンは必要だったか。300mmじゃ遠い。
車両は、世界の「55」松井秀喜...ではなく、世界のコウスケ・マツウラ。 テレビ出てるの見ると、ちょっとオッサン顔です。
松浦孝亮は置いておいて、やはり16番ダニカたんですよ、ここは。 しかし、この時点ではプラクティスだったので、どれが誰なのか、まだ 全然分かっていない。予選が始まってから、もてぎではダニカフィーバーが 起こったわけです。
サンニッパは、所詮300mm。 遠いので、正面に来たときに撮ると、今度は金網。 ピントも流し方もバッチリなのに、「いやーん」ですね。 席の一番上段から撮っているんだけど、ダメダメ。
車両は、日本でも人気(そうらしい)のトニー兄さん。 昨年のチャンピオンですね。
じゃー、プロはどうしているのかというと、 実は、のぞき部屋っちゅう風俗なんですよ、これが! それぞれ一個づつ担当の窓があって、金網の穴からみんなでのぞいているんです。
プラクティスでも、走行開始になるとバンバン走ってくるので、それなりの 迫力です。 ただ、すぐにピットインして調整しますから、しばらくすると コースインしているレースカーはまばらになってしまいます。
高いチケットをお買いになると、正面から観戦できます。 ピット作業などは、バッチリ見れますね。 あとは、大黒摩季ファンの方にはよろしいでしょう。 しかし、決勝日でも満員御礼というほどは入っていない。
ホンダファンシートでも、白レンズの長玉を構える「普通の人」発見。 こんなレンズ担いでいたら普通じゃないか。 みなさん、いいレンズ持ってますね。
こっちにカメラを向けると、第二ターンで腹を擦って火花が散るポイントがあるのです。
第一ターンのホンダファンシートから、より近くで、金網にかからず撮影できるのは.... ピットレーンがあります。 速度も遅いですから、ピントも合わせやすいかと。
迫力にゃ欠けますけどね。
カメラ遊びをしていてもつまらないので、 練習走行が終わったらエントランス裏の イベント会場へ移動です。 と、そこに、マルボロペンスキーのスーツが! モミアゲ無いから、カストロネベスのようですね。 スタッフの顔に隠れているのが、モミアゲ君(サム・ホーニッシュJr)かな?
マルボロペンスキーチームは、トヨタエンジン・ダラーラシャシなので トヨタのブースに来たようでした。 しかし、日本じゃF1マニアは沢山いますが、IRLマニアは少ないでしょうから、 イベントを盛り上げるのはむずかしそうですね。 IRLは純粋にアメリカ向けで、もてぎがイレギュラーだと言える。
朝は守谷SAのカレーだけだったので、腹が減っては戦に勝てぬ。 仕方ないから、「アメリカンビックバーガー&飲み物」で980円です。 ビッグとはいえ、所詮ハンバーガー。 裏の方にあった弁当屋で弁当買った方が、腹の足しになったかもしれませんが、 まぁ、記念ですから、記念。
第四ターン前のD席から見ると、こんな様子。 ここなら、後ろの方のピットは見えそうですが、 「お犬様同伴シートより格下」です。 第四ターンはもてぎを難しいコースにしているカーブなので、 クラッシュがあるかと思っていたのですが、、、
もう、予選終わるなーと思って、BSブースでのトークショウ(日テレの録画かな?)を 見ていたら、T・エンゲがその第四ターンでクラッシュ! しかし、クラッシュよりも女子アナさんの「お口アングリ」にクラッシュ! いいです、その顔。ちょっとやらしくて...(妄想、妄想)
ってか、そんな女子アナさんはどうでもよく、やはり中山エミリはカワイイなっ...と。
予選がエンゲのクラッシュでなかなか終わらず、 録っても放送に使えないので、 この時間で掛布さんが巨人の打順が どうだのこうだのって言っていたのは 面白かった。 ま、基本的にIRLにゃ興味ないんですよ。
予選が終わればオシマイ。 最後のプラクティスと、ドライバーのサイン会って重要なイベントがありますが、 まぁ、今年は初めてだしいいかと思って、もてぎ内を散策。
で、コレクションホールですが、この無茶な12気筒の排気管。 しびれますねー。
この脳みそ状の排気管の持ち主は、こちらです。 1967年のRA273だそうです。 1967年というと、昭和42年。 私は生まれてませんが。
お馴染みのカラーリングというと、これでしょうか。 1986年のウィリアムズですね。 ピケ、マンセルの活躍で初のコンストラクターズチャンピオンって、 そういう時代か〜。
ウィリアムズに違和感のある人には、やはりマルボロカラーの マクラーレンでしょうか。 1988年、1.5リッターターボMP4/4で、ホンダ最強の年ですね。 ...かっちょえー...
V6をお尻から。
これ以降のNAとか、幅が狭くてウネウネ、 変なところに羽根いっぱい、 タイヤにゃ溝切ってある車には 興味ありませんからー。 ざんねーん。
外へ出ると、所蔵車両を数台蔵出し中。 おぉ、懐かしのシティーカブリオレ。 学部のとき友人の和泉田くんが乗ってたコイツ。 色もこの緑で、マニュアル。この仕様でした。 (こんなにキレイじゃなかったけどね。)

このあと、明日の自由席のゲートを探して、徒歩にてもてぎ散策。 クラシックカーやスーパーカーのパレードをいち早く裏の道でみて駐車場へ。 道の駅はがで風呂に入って、帰宅しました。

2005-4-30

決勝日も、朝からカエル号に乗って もてぎ往復です。 9時半ごろ着いたら、自由席にレジャーシートを敷いて場所取り。 13時までは睡眠タイム。 朝飯に弁当買いビール飲んで寝たら、頭痛くなりました。 炎天下の昼寝だからね。 したがって、写真はほとんど撮らず。
頭痛の頭を覚醒させるブルーインパルス。 大黒摩季のライブやらは自由席じゃ見られないので、 そのまま睡眠。 国歌斉唱はさすがに起きて立ち上がり、 アメリカ国歌の演奏まで聴いてたら、 ちょっとタイミング早くブルーインパルス登場でした。
複座の練習機ですが、遠目にはかなり恰好いいです。
オートバックス応援席です。 お店で応募すると当たるのかな? 自由席とあまり変わりませんが、スタンドはマシな造り。
さてさて、フォーメーションラップからグリーンフラッグだー! と思ったら、いきなり目の前でクラッシュです。 この写真では右端の赤い旗の下ですね。 まだまだ転がっていきます。
色々飛んでいるので、ゴミ拾いです。
液体が漏れていると滑るので、パウダー撒いてほうきで掃いて、掃除です。 最後に掃除機のついたクルマで、パウダーを巻き上げるので、 それが飛んでくるスタンドは汚いといや、汚い。
で、199周に飛びまして...
最後の最後にカストロネベスがクラッシュ。 これも目の前。 今年は第二ターンがクラッシュの大収穫でした。 逆に近すぎて、クラッシュの瞬間は見てないんですけどね。 第四ターンのアレックス・バロンのクラッシュの方が良く見えました。
燃料切れで優勝を逃し、寂しくクルマを去るシェクター。 最後のイエローから50周レースになり、気合の走りを見せていましたが、 残念無念。 もう少し早くカストロネベスがクラッシュしていたら...と、 勝負は違っていたでしょう。 ま、そのときはトニーの兄さんが持っていったかもしれませんけど。


総括

レース観戦は楽しい。 なにせ爆音。 (全開なので単調な爆音) そしてクラッシュ。
インディーカーは、間違えなく「根性試し」だと思う。 F1みたいな車の差はなく、ドライバーの根性が極限まで試される。 あとは、作戦と時の運。 まさにアメリカ流のエンターテイメント。 「グルグル300km/hで回ってるなんて、やっぱ馬鹿ですよ、こいつら」ってのが 楽しい。
F1との違いは、誰もが文化の違いという。 サッカーはスタジアムに見に行くと疲れるので、 テレビ観戦ならサッカーかF1、スタジアムへ行くなら 野球かインディーカーってことでしょうかね。
ただ、日本で車好きな人が、「アメリカ風」が好きとカミングアウトすると、 所ジョージさん以外は理由も無く差別を受けるので、 村八分にならないためにF1好きを続けることでしょう。 レース好きといっても、その程度のことですよ、実際。
F1もドライバーのキャラが濃かった時は、プロレスみたいなもので 楽しめたのですが、今となっては、「悪役」モントーヤ(勝手に悪役認定)ぐらい。 あとは、優等生キャラばかりですからね。 今回のダニカたん並みに女性ドライバーが活躍するようだと、また人気でるのでしょうが、 ジョバンナ・アマティじゃねぇー。ある意味「伝説のF1ドライバー」ではありますが...
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HTML by Shiro Matsugara