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ルシオールのページです。
ルシオール
1997年4月20日慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にて
ルシオールは、小型であるが極めて高性能、極めて安全、極めて快適でしかも極めて低燃費な車を実現
するために、環境庁国立環境研究所を中心とするエコビークルプロジェクトが、新しい技術を用いて
開発した次世代新型電気自動車です。
ルシオール君の「ほたる」な日々
ルシオールの特徴
- 車をはじめから電気自動車として設計したグランドアップデザイン
による高性能電気自動車の実現
- 座席を前後に1座づつ配置したタンデム方式によるデザイン、安全性などの合理性の実現
- リッター50kmに相当する高い省エネルギー性の実現
- 太陽電池による充電の補助
新しい技術
- インホイールモーター方式
車輪のホイールの中にモーター、ギア、ベアリング、ブレーキ等を組み込んだ駆動システムで、
動力の伝達ロスが少なく、省エネルギーが図られるとともに、エンジンや動力装置のスペース
が不要となり、車室内を広くすることができます。
- バッテリービルトイン式フレーム構造
押し出し成形で作られた角形のパイプを並列に連結したものを車体のフレームとしたもので、パイプ
の中空空間を電池の収納スペースにしたことにより車室内を広くするとともに、重心が低くなり
安定性を増すことができます。
- バッテリーマネジメントシステム
各電池毎に温度や充電状態を管理するローカルチャージャーをつけたローカルチャージ方式により
各電池に均等な充電を行うことで、最適充電を可能にし、電池の寿命を延ばすことができます。
その他、一充電走行距離を延ばすための低転がり摩擦タイヤ、省エネルギーのための省電力ランプ
システム(ディスチャージ式ヘッドランプ、LEDストップランプ)等、様々な新しい技術が、
ルシオールに採用されております。
ルシオールの装備について
ルシオールの仕様
主要寸法
| 全長
| 3.295m
|
全幅
| 1.200m
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全高
| 1.335m
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重量
| 乗車定員
| 2名、又は大人1名+子ども2名
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車両重量
| 910kg(電池重量269kg)
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性能
| 一充電走行距離
| 290km(40km/h定速走行)
140km(80km/h定速走行)
190km(4モード)
130km(10・15モード)
|
燃費(10・15モード)
| 50km/g(68.5Wh/km)
|
最高速度
| 150km/h
|
加速性能
| 17.9秒(0-400m) 3.9秒(0-40km/h)
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モーター・インバーター
| モーター種類
| DCブラシレスモーター
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最大トルク
| 77N・m ×2( 0-4470rpm )
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最大出力
| 36 kw(49PS) ×2
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最高回転数
| 8700rpm
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制御方式
| サイン波PWM
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制御素子
| IGBT
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電池
| 種類
| 密閉式鉛畜電池
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容量、電圧
| 40Ah、4V
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総エネルギー/電圧
| 8.9Wh/224V
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重量
| 269kg
|
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HTML by Shiro Matsugara