つづいて、ストッククラス決勝
3年目の正直、初めての完走を目指す「藤沢とうふ店EV86」です。 「とうふ店」という名前も、だいぶ浸透してきて電気自動車レース界( そんなもんあるんかい!)では、馴染みになったと思います。 |
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グリッドで記念撮影 最高出力がわずか40kWとパワーは圧倒的に他の直流モーター車に 負けますが、誘導モーターと86のボデーのバランスの良さでは、 いいところ行っていると当人たちの自慢です。 しかし、わずか5周10kmという鈴鹿のレースでは、 どれだけパワーが出せるかが勝負になるので、「勝ちに行く」 ことはどだい無理な話ですから、今回は3度目の正直、「完走するぞ」 が目標です。 |
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忘れてはいけない、今年の新車99e「μ作」 このFFでありながら前上がりの姿勢。 フロントのバネも固いものに交換したので、 余計にあがったままです。 「違うよ、この姿勢」と言わないでください。 それは十分、分かっているんですから。 今回は、本当のシェイクダウン、走れればOKなんです。 フロントのHマークが赤くなっているのは、 タイプRの印。 本当は、赤いカッティングシートを貼ってあるだけなんです。 |
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グリーンでスタート 一台トロイのがいると、思ったらそれは 99e「μ作」でした。 他のEVは変速機がついてますが、これは固定なので どうしても出だしで置いていかれる。 EV86の進路を塞いでしまったのが、困ったところ。 走り出してしまえば同じなんですけど、変速機ないぶん、 ご迷惑をおかけしております。 |
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一周め帰ってきたところ。 さすがにニッケル水素のビッツ君、速いです。 速さが違います。 エンジン付きの普通のビッツよりも、間違えなく速いでしょう。 |
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前に99e「μ作」、後ろに97e「EV86」。 別にチームオーダーを出した訳ではありませんが、 一緒に帰ってきました。 「μ作」の爆音(?)だけは、このレースで目立ったのでは ないでしょうか。 決勝でもいい音させていました。 |
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2周め、2コーナーで砂煙! EV86がケツをふったところ、後続白のCR-Xも避けられず、 一緒にグラベルへ。 EV86のドライバーは、昨年のリベンジで大西君が 乗りましたが、今年も砂に埋まる運命となりました。 とうふ店86号、どうも鈴鹿では完走できない運命 のようです。 |
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そして、埋まったまま。
鈴鹿レースで車が絡んでリタイアは おそらく初めてじゃないでしょうか。 去年の単独スピンアウトも初めてでしょうが、 うーん、レースらしくなったといえばなったんですけど、 「どちらも豆腐屋が...」と言われると頭の痛いところ。 CR−X、「TEAM FRONT FORCEの女の子が泣いてたぞ」 とも聞き、ほんと申し訳ないっす。 |
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そして、本当に「ドナドナドーナー、ドーナー」と
荷馬車に載せられて戻ってきました。 横っ面をバンパーで押されていたので、左フロントストラットが 曲がり「鬼キャン」状態。ドアの下も凹みができてしまいました。 |
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フェンダーに当たってしまっているので、持ち帰るために
左フェンダーを外します。 こういう作業はオテノモノ。 帰りには、東名でフェンダーの外れた変な86が積載トレーラに 載せられているとの目撃証言あり。 「とうふ店」と書かれた鬼キャンの86がフェンダー外されて 載っている光景を見た人はよほどおかしかったことだろうな。 |
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HTML by Shiro Matsugara