EV race in SUZUKA Circuit 95

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95年のソーラーカーレース鈴鹿・EVレース、EVレーサー電極2号の模様です。

もう作るっきゃないっしょ

電気自動車は夜作られる。 というより、作っているうちに夜になってしまう。 1995年の夏、非常に気温が高く、晴天が続く。 電気自動車にとって雨に濡れないことはいいことだが、作る人間にとってはたまらない。
手作り教室も終わり、これは自分でもつくらねばならないと13年前のFJ1600マシンを 手に入れた彼だが、この日、明後日には鈴鹿へ電極2号を運ばなければならないという状況。 いいかげん疲れの隠せない、電極オーナー兼電極パイロット。(恐い)
製作場所は、同じ手作り教室の星崎さんの仕事場。 なんとも迷惑なことだが、それでも快く使わしてもらえたのはありがたいことだ。 というわけで、電極は星崎自動車製のEVレーサー。
フォーミュラーマシンも皮を剥がれてしまうとなんともかわいそうな姿。 スペースフレームというのは、鋼管組み合わせただけじゃないか。 だからこそ、車の基本部分しか持っていないクルマなので、いい勉強になります。 脇にバッテリーを載せるのにスチールの本棚がついていて、なんとも可愛らしいクルマなのです。
グリッドについた電極2号。 どんなに苦労しても、走り出す瞬間が嬉しい。そこが快感なのだ。
この時はカウルがほとんどFJマシンのままでイカの頭をしている鈴鹿仕様だが、このあとで 新カウルが製作されて、見た目がだいぶ変わった。 今年の鈴鹿で見られる電極は、見分けがつかないだろう。 でも、中身は同じなんだけどね。
手作り2期のランサーとその仲間たちの図。
ロードスターとランサーとでは、待遇が違う。 なんで、水着のねぇちゃんがついてんじゃぁ、うらやましぃわぁ。 さすが、スポンサーの付きかたが違うもんね。アコムやSPA!やらついてるもの。 ロードスターの方は、今はなきM2がメインですから。 ランサーはナンバーの取れるクルマですが、ロードスターはもともと無理な上に、実際走るのも ちょっと無理っぽいですもの。 その分、生徒の自由になるのはいいですけどね。 ただ、ローダーがないと引っ張っていけない.....

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