ゴールデンウィークというが、出かける予定無し。 海外行くような金ないし、どこ行っても道は混んでいる。 仕方ないから、「引きこもりウィーク」にしようかと思っていたが、 せっかく花粉の季節も終わったので、もてぎに行くことにした。 ソーラーカーレース鈴鹿の鈴鹿詣では何度もあるが、 もてぎは行った事がなかったからちょうどよい。 レース観戦は、ロードコースよりオーバルの方が楽しいはず。 しかも、F1よりもチケットは割安(格安)。 それじゃってことで、カエル号でGo!
大相撲観戦は昼くらいから見るのが面白い。
まだお客が入っていないから、前の方へズンズン前進できる。
迫力が大事なスポーツ観戦。やはり、間近で見なければ!
ということで、予選日に早起きして「もてぎ入り」。 6000円の自由席券しか買ってないんだけど、 相撲と同様に中央エントランスから入ってホンダファン シートから練習走行を見学。 |
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といいつつ、オーバルなので、基本的にどこから見ても変わりません。
ホンダファンシートは、お土産つきみたいです。
ギリギリ桝席扱いのようですね。
第1ターンなので、「ピットワークがギリギリ見えるかなー」ぐらいです。
デジカメの望遠では、この程度。 ではでは、サンニッパの登場ですね。 |
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シグマのMFサンニッパで撮りますが、トリミングしてもこの程度。
どうせ置きピンするしかないのでAFである必要はないけど、
2倍テレコンは必要だったか。300mmじゃ遠い。
車両は、世界の「55」松井秀喜...ではなく、世界のコウスケ・マツウラ。 テレビ出てるの見ると、ちょっとオッサン顔です。 |
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松浦孝亮は置いておいて、やはり16番ダニカたんですよ、ここは。 しかし、この時点ではプラクティスだったので、どれが誰なのか、まだ 全然分かっていない。予選が始まってから、もてぎではダニカフィーバーが 起こったわけです。 | |
サンニッパは、所詮300mm。
遠いので、正面に来たときに撮ると、今度は金網。
ピントも流し方もバッチリなのに、「いやーん」ですね。
席の一番上段から撮っているんだけど、ダメダメ。
車両は、日本でも人気(そうらしい)のトニー兄さん。 昨年のチャンピオンですね。 |
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じゃー、プロはどうしているのかというと、 実は、のぞき部屋っちゅう風俗なんですよ、これが! それぞれ一個づつ担当の窓があって、金網の穴からみんなでのぞいているんです。 | |
プラクティスでも、走行開始になるとバンバン走ってくるので、それなりの 迫力です。 ただ、すぐにピットインして調整しますから、しばらくすると コースインしているレースカーはまばらになってしまいます。 | |
高いチケットをお買いになると、正面から観戦できます。 ピット作業などは、バッチリ見れますね。 あとは、大黒摩季ファンの方にはよろしいでしょう。 しかし、決勝日でも満員御礼というほどは入っていない。 | |
ホンダファンシートでも、白レンズの長玉を構える「普通の人」発見。
こんなレンズ担いでいたら普通じゃないか。
みなさん、いいレンズ持ってますね。
こっちにカメラを向けると、第二ターンで腹を擦って火花が散るポイントがあるのです。 |
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第一ターンのホンダファンシートから、より近くで、金網にかからず撮影できるのは....
ピットレーンがあります。
速度も遅いですから、ピントも合わせやすいかと。
迫力にゃ欠けますけどね。 |
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カメラ遊びをしていてもつまらないので、 練習走行が終わったらエントランス裏の イベント会場へ移動です。 と、そこに、マルボロペンスキーのスーツが! モミアゲ無いから、カストロネベスのようですね。 スタッフの顔に隠れているのが、モミアゲ君(サム・ホーニッシュJr)かな? | |
マルボロペンスキーチームは、トヨタエンジン・ダラーラシャシなので トヨタのブースに来たようでした。 しかし、日本じゃF1マニアは沢山いますが、IRLマニアは少ないでしょうから、 イベントを盛り上げるのはむずかしそうですね。 IRLは純粋にアメリカ向けで、もてぎがイレギュラーだと言える。 | |
朝は守谷SAのカレーだけだったので、腹が減っては戦に勝てぬ。 仕方ないから、「アメリカンビックバーガー&飲み物」で980円です。 ビッグとはいえ、所詮ハンバーガー。 裏の方にあった弁当屋で弁当買った方が、腹の足しになったかもしれませんが、 まぁ、記念ですから、記念。 | |
第四ターン前のD席から見ると、こんな様子。 ここなら、後ろの方のピットは見えそうですが、 「お犬様同伴シートより格下」です。 第四ターンはもてぎを難しいコースにしているカーブなので、 クラッシュがあるかと思っていたのですが、、、 | |
もう、予選終わるなーと思って、BSブースでのトークショウ(日テレの録画かな?)を 見ていたら、T・エンゲがその第四ターンでクラッシュ! しかし、クラッシュよりも女子アナさんの「お口アングリ」にクラッシュ! いいです、その顔。ちょっとやらしくて...(妄想、妄想) | |
ってか、そんな女子アナさんはどうでもよく、やはり中山エミリはカワイイなっ...と。
予選がエンゲのクラッシュでなかなか終わらず、 録っても放送に使えないので、 この時間で掛布さんが巨人の打順が どうだのこうだのって言っていたのは 面白かった。 ま、基本的にIRLにゃ興味ないんですよ。 |
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予選が終わればオシマイ。
最後のプラクティスと、ドライバーのサイン会って重要なイベントがありますが、
まぁ、今年は初めてだしいいかと思って、もてぎ内を散策。
で、コレクションホールですが、この無茶な12気筒の排気管。 しびれますねー。 |
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この脳みそ状の排気管の持ち主は、こちらです。 1967年のRA273だそうです。 1967年というと、昭和42年。 私は生まれてませんが。 | |
お馴染みのカラーリングというと、これでしょうか。 1986年のウィリアムズですね。 ピケ、マンセルの活躍で初のコンストラクターズチャンピオンって、 そういう時代か〜。 | |
ウィリアムズに違和感のある人には、やはりマルボロカラーの マクラーレンでしょうか。 1988年、1.5リッターターボMP4/4で、ホンダ最強の年ですね。 ...かっちょえー... | |
V6をお尻から。
これ以降のNAとか、幅が狭くてウネウネ、 変なところに羽根いっぱい、 タイヤにゃ溝切ってある車には 興味ありませんからー。 ざんねーん。 |
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外へ出ると、所蔵車両を数台蔵出し中。 おぉ、懐かしのシティーカブリオレ。 学部のとき友人の和泉田くんが乗ってたコイツ。 色もこの緑で、マニュアル。この仕様でした。 (こんなにキレイじゃなかったけどね。) | |
このあと、明日の自由席のゲートを探して、徒歩にてもてぎ散策。 クラシックカーやスーパーカーのパレードをいち早く裏の道でみて駐車場へ。 道の駅はがで風呂に入って、帰宅しました。
決勝日も、朝からカエル号に乗って もてぎ往復です。 9時半ごろ着いたら、自由席にレジャーシートを敷いて場所取り。 13時までは睡眠タイム。 朝飯に弁当買いビール飲んで寝たら、頭痛くなりました。 炎天下の昼寝だからね。 したがって、写真はほとんど撮らず。
頭痛の頭を覚醒させるブルーインパルス。 大黒摩季のライブやらは自由席じゃ見られないので、 そのまま睡眠。 国歌斉唱はさすがに起きて立ち上がり、 アメリカ国歌の演奏まで聴いてたら、 ちょっとタイミング早くブルーインパルス登場でした。 | |
複座の練習機ですが、遠目にはかなり恰好いいです。 | |
オートバックス応援席です。 お店で応募すると当たるのかな? 自由席とあまり変わりませんが、スタンドはマシな造り。 | |
さてさて、フォーメーションラップからグリーンフラッグだー! と思ったら、いきなり目の前でクラッシュです。 この写真では右端の赤い旗の下ですね。 まだまだ転がっていきます。 | |
色々飛んでいるので、ゴミ拾いです。 | |
液体が漏れていると滑るので、パウダー撒いてほうきで掃いて、掃除です。 最後に掃除機のついたクルマで、パウダーを巻き上げるので、 それが飛んでくるスタンドは汚いといや、汚い。 | |
で、199周に飛びまして... 最後の最後にカストロネベスがクラッシュ。 これも目の前。 今年は第二ターンがクラッシュの大収穫でした。 逆に近すぎて、クラッシュの瞬間は見てないんですけどね。 第四ターンのアレックス・バロンのクラッシュの方が良く見えました。 |
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燃料切れで優勝を逃し、寂しくクルマを去るシェクター。 最後のイエローから50周レースになり、気合の走りを見せていましたが、 残念無念。 もう少し早くカストロネベスがクラッシュしていたら...と、 勝負は違っていたでしょう。 ま、そのときはトニーの兄さんが持っていったかもしれませんけど。 | |
総括
レース観戦は楽しい。 なにせ爆音。 (全開なので単調な爆音) そしてクラッシュ。
インディーカーは、間違えなく「根性試し」だと思う。 F1みたいな車の差はなく、ドライバーの根性が極限まで試される。 あとは、作戦と時の運。 まさにアメリカ流のエンターテイメント。 「グルグル300km/hで回ってるなんて、やっぱ馬鹿ですよ、こいつら」ってのが 楽しい。
F1との違いは、誰もが文化の違いという。 サッカーはスタジアムに見に行くと疲れるので、 テレビ観戦ならサッカーかF1、スタジアムへ行くなら 野球かインディーカーってことでしょうかね。
ただ、日本で車好きな人が、「アメリカ風」が好きとカミングアウトすると、 所ジョージさん以外は理由も無く差別を受けるので、 村八分にならないためにF1好きを続けることでしょう。 レース好きといっても、その程度のことですよ、実際。
F1もドライバーのキャラが濃かった時は、プロレスみたいなもので 楽しめたのですが、今となっては、「悪役」モントーヤ(勝手に悪役認定)ぐらい。 あとは、優等生キャラばかりですからね。 今回のダニカたん並みに女性ドライバーが活躍するようだと、また人気でるのでしょうが、 ジョバンナ・アマティじゃねぇー。ある意味「伝説のF1ドライバー」ではありますが...
HTML by Shiro Matsugara